ランカウイ島 ディナーにおすすめレストラン

5泊6日のランカウイ旅行中の夕食で実際に行っておいしかったレストランを私なりのランキング順に紹介します。
また実際には行けなかったけどコンシェルジュにお勧めされたレストランも記載します。
St. Regis(セントレジス)に滞在したためほとんどがクアエリアの情報になります。 

1.Reastaurant Shark Fing
   (シャークフィン レストラン)

初日のディナーはマレーシア名物肉骨茶(バクテー)専門店へ行きました。
タクシーのドライバーさんに店名を伝えるとすぐにわかってくれてお店の目の前で降ろしてくれました。

実は肉骨茶(バクテー)初体験で食べたことがなかったのですが、豚肉を漢方スープで煮込んだ薬膳料理ということでとても楽しみにしていました。

店内は何組か観光客がいましたが、半数以上は地元の方でとても賑わっていました。

サイドメニュー

テーブルについてとりあえずビールを頼むとすぐにTIGERの缶ビールが出てきました。ドリンク類は注文するとすぐ出してくれます。
炒め物等が載っているメニューを渡されたので、白身魚の豆鼓炒めともやし炒めを頼みました。

白身魚の豆鼓炒めは、淡白な白身魚にしっかりとコクのある豆鼓の味が絡んでいて臭みもなく、もやし炒めは濃い味付けにもやしのシャキシャキ感が残っていて２品ともビールがとっても進むしっかりとした味付けでとてもおいしかったです。

その他にもまだ何種類か空芯菜の炒め物等のメニューがありましたが、きっとどれを頼んでも美味しいと思えるレベルだと思います。ビールにも良く合いましたが、きっと白いご飯にもよく合う味付けだと思います。

肉骨茶(バクテー)

メインの肉骨茶(バクテー/Bak Kut Teh)ですが、ほとんど自動的にテーブルについた人数分の肉骨茶((バクテー)が出てくるような感じでオーダーをする前に

「Two Bak Kut Teh Okay? (2人前ね)」

と言われました。

事前の情報収集では内蔵入り(MIX)か内蔵抜き(Meat only)が選べるとどこかで見たのですが、とりあえず流れに任せてお店の方の言う通りにと思いそのままお願いしました。

テーブルの上に醤油? にんにく、青唐辛子が置いてあるのでそれらでお好みのつけダレを作ります。青唐辛子好きにはたまりません!!

2人前の肉骨茶((バクテー)とセットのようで、大盛りライスが2杯と結構な量の揚げパンがテーブルに運ばれてきたのですが、量がかなり多めだったのでこれは確実に残してしまうと思いライス一杯分は丁寧にお断りしました。

初めて食べる肉骨茶((バクテー)のお味はというと薬膳の香りやコクがあるものの醤油ベースのスープなので意外とあっさりしていてかなり美味しかったです。

お隣の方が揚げパンをスープに浸して食べていたので、早速見習って食べてみると美味しいスープが揚げパンに染み込んで絶品でした。
スープが本当に美味しくて、火鍋の薬膳スープともまた一味違って食べたことがない味で本当に美味しかったので、揚げパンにスープをしみしみに浸して食べていたのですが、旦那さまはよっぽどスープが気に入ったのか直スプーンでスープを味わい始めました。

もうこのままじゃ完全にスープだけなくなってしまう!!

と思ったら、またまたお隣さんがスープのおかわりを頼んでいたので、すかさず私達もスープのおかわりを頼みました。
嬉しいことにスープは何度でもおかわり可能のようで継ぎ足してくれます。

漢方スープなので好き嫌いはあるかもしれませんがとても美味しくいただけました。日本では出会えないスープのお味かもしれません。私達にとっては大満足のお店でした。
ちなみにランカウイ島で頂いた一番美味しいお食事はこちらの肉骨茶((バクテー)です。

最後にお手洗いをお借りしたのですが、あまりにも興味深かったので思わず撮ってしまったおトイレ内の画像です。

なぜ、どうしておトイレがこうなったのかはわかりませんが、味は本当に美味しかったです。Reastaurant Shark Fing(シャークフィン レストラン)さんお勧めです!!

2.Westin Langkawi "Tide"
   (ウエスティン ランカウイ　"タイド")

最終日のディナーに選んだのがWestin Langkawi Resort & Spa(ウエスティン ランカウイ)内にあるレストラン"Tide(タイド)"です。
公式サイトでは地中海料理を提供すると書いてあるのですが、ちょうどこの日から"カニ料理フェア"が始まるとSt. Regis(セントレジス)のコンシェルジュに教えてもらったので前日から予約を入れてもらいました。
また公式サイトでは要予約になっているのでご予約を忘れないようご注意ください。

 
St.Regis(セントレジス)とWestin(ウエスティン)は海沿いの桟橋で往来できるため、レストランまではカートで送ってもらえます。
St. Regisのエントランスに行ってお願いすると空いているカートがあり次第案内していただけます。

夕方に海沿いの桟橋を5分ほど乗っていくのですが、夕暮れが近づくにつれてだんだんと日が沈み始める中、海からの心地よい風を感じとても気持ち良かったです。
カートで送ってもらえて少し得した気持ちになりました。

私達が一番乗りでしたがレストランの雰囲気はとても良かったです。

*公式サイトからお借りしました

テーブルに案内されてメニューを渡された後に

「先にカニを選びますか?」

と言われ、"カニフェアー"用に氷の上に並べられたカニが置いてあるレストランの入り口付近に案内してくださいました。

• Soft-Shell Crab(ソフトシェルクラブ)
• Blue Swimmer Crab(渡蟹)
• Mud Crab(マッドクラブ)

の3種類の中から好きなカニを選んで、お好みの調理方法を決めます。お店のお勧めはMud Crab(マッドクラブ)だったのですが、私達があまり好きではないのでSoft-Shell Crab(ソフトシェルクラブ)はフライにしてもらい、Blue Swimmer Crab(渡蟹)は蒸してもらうことにしました。
一番乗りだったのでカニも一番大きい好きなものを選べました。

2品のカニ料理が運ばれてきた後に追加のメニューを決めようと思い、とりあえずカニ料理とビールを頼み、夕暮れを見ながらビールを頂いていると前菜のサーモンとパンが出てきました。

画像がないのですが、Soft-Shell Crab(ソフトシェルクラブ)のフライはビールとの相性が抜群で大きいのを2匹頼んだのですが、まだ食べれそうなほど美味しかったです。

Blue Swimmer Crab(渡蟹)は蒸してもらったのですが、中華＋東南アジアの香りがするソースで頂いてこれまた美味しく頂きました。

まだ少し食べれそうなので最後にグリーンカレーを注文したのですが、これも美味しくて大満足でした。

私達は一番乗りで18:00過ぎに伺ったのでお料理もすんなり出てきて頂きましたが、"カニフェアー"のカニもそんなに多く置いていなかったので、19:00過ぎには

「カニは終わりです。」

とスタッフの方が他のお客様に説明されてました。
また結構混雑しているので遅くに来ていた方々はかなりお料理を待たされているようにも見えました。

食事はどれも美味しく、スタッフの方もにこやかで写真を撮ってくれたり、食事中もよく気遣いしてくれてとても良いレストランだと思います。
お会計の時にカートを呼んでくださいと伝えれば、お迎えのカートが来てくれます。
雰囲気もとても良く、美味しいお料理がいただけました。"Tide"お勧めです!!

3. St. Regis Langkawi "Kayuputi"
    セントレジス ランカウイ "カユプティ"

こちらの過去記事に詳しく書きましたのでご興味のある方はご覧ください。

www.hisamim.com

3. Wonderland Food Store
    (ワンダーランド フード ストア)

ビデオカメラ紛失のため画像がないのですが、海鮮(シーフード)、中華料理のお店です。
事前に調べたところによると、予約は不可で並んで待つ必要があるが15分ほど待てば入れるという情報を得たので行ってみました。
確かにお客さんは多かったですが、すんなりテーブルに案内してもらえました。

ソフトシェルクラブのフライや空芯菜の炒め物などを頼み、ビールを頂きましたがしっかりとした味付けで暑い中ビールが進みました。2人だと3皿も頼めば結構満足する量でした。
ただ、最後に胃に優しいものを求めてアワビのスープを頼んだらなんだかよくわからない貝のスープがやってきました。

Abalone Soupと確かに書いてありましたが、絶対にアワビではないし、ましてトコブシでもなかったのですが、でもお値段がお値段なので納得しました。頼む前からメニューを見ながら

「こんな値段でアワビのスープなんて食べれるのかな???」

なんて話をしていたのでしょうがないですね。それにお味はというと、とろみが少しついているスープは胃にも優しく美味しかったです。
できるなら大人数で行っていろんなものを頼んで食べたいなと思ったレストランでした。
 

5. Red Tomato
   (レッド トマト)

1日だけ夕方からランカウイ島で最も賑わっていると言われるパンタイチェナンエリアに行きました。
確かに観光客が多くビーチにはたくさんの人がいましたが、街は賑わっているというほどではなかったです。

夜ご飯は何を食べようか考えながらブラブラ街歩きをしていたのですが、ランカウイ島人気No.1のレストラン"オーキッドリアシーフード"は前日に同じようなシーフード中華レストランでいただいたのでパスしました。

ブラブラ歩いていたのですが、夕方でもう日も暮れるのに結構湿度が高くてとても不快だったんです。
そこで目に入ったのが"MEXICAN RESTAURANT"です。名前も覚えていませんが......。

メキシカン 食べたい!!

とすごーく暑かったのでメキシカンモードになってしまい、お客さんが1組しか入っていないことに少し疑いの眼差しを向けながら入店してしまったんです。

入った瞬間に

あれっ? どっちかと言うと匂いがカレーよりなんですけど........!!

と思いながらテーブルの上のメニューを見て、店員さんを見て

やっぱりカレー寄りだなっ......!! もはやインド料理なんですけど!!

と思いましたがつまみくらいはいけるだろうと思いビールとGreek Salada(ギリシャ サラダ)とナチョスをを頼んだのですが、失敗し撃沈。
申し訳なかったのですがお料理は残してビール1杯で逃げるように退店しました。

そしてブラブラ歩くこと3分、やたらお客さんが多いレストランがありました。
そこがRed Tomato(レッド トマト)です。
テラス席も店内も混み合っていたので、もうここしかないと思い入店しました。

テラス席は欧米人でいっぱいでしたが店内のテーブル席に案内してもらえました。私達的には店内はよく冷房が効いていて店内の席でありがたかったです。

メニューはピザやパスタが目立つカフェっぽいメニューで、私達は最初のお店ですでにビールを頂いていたので、いきなり赤ワインのボトルとピザとパスタを注文しました。

お味は普通に美味しかったというレベルです。
ボトルワインもリーズナブルな価格の5000円以下で楽しめますし、ピザもパスタも量が多かったです。こちらも2人ではなくて大人数で来るといろいろ楽しめると思います。

スタッフの方々はとてもにこやかに接客してくれました。
実は私グラスを落として割ってしまうという粗相をしまして、店内に私のグラスが割れる音が鳴り響いてしまい

「ごめんなさい.........。」

と言ったのですが、スタッフの方々が

「全然問題ないよ。よくあることだから大丈夫!!」
「あれ、まだ君そんなに飲んでないよね。ワハハハハ(笑)」
「皆さんお騒がせしましたけど大丈夫ですよ〜!!」

と一瞬雰囲気の悪くなった店内のお客さんに笑いながら説明して頂き助かりました。

私も周りのお客さんに謝ったのですが、皆さん大丈夫だよと言ってくださり本当に助かりました。

なのでとても素敵なスタッフさんがいらして、雰囲気の良いレストランなのは間違いがありません。

番外編
St. Regis LangKawi (セントレジス ランカウイ)コンシェルジュが勧めてくれたけど行っていないレストラン  

Orkid Ria seafood Restaurant
(オーキッドリア シーフード レストラン)

パンタイチェナン地区にあるランカウイ島で一番有名なシーフード(海鮮)中華レストランです。

 Wan Thai

タイ料理で人気のレストランだそうです。
湿度が高いランカウイ島でタイ料理は本当に食べたかったのですが、アルコールの提供がないようでお酒が一切飲めないそうです。

コンシェルジュに

「マレーシア料理を食べれるレストランはどこですか?」

と訪ねると真っ先にこちらの"Wan Thai" を勧められましたが

えっ？？？ マレーシア料理を聞いたらタイ料理を勧めるの???

とちょっと面白かったです。

「でもアルコールの提供がないんですよね?」

と聞くと

「私達マレーシア人はイスラム教徒なので、伝統的なマレーシア料理を食べたいときには飲酒はできません。」

と言われましたが、私的にはもはやよく理解ができず、だいたいタイ料理のお店を紹介しておいて何を言っているんだと思いながら

「そうですね。理解しています。」
「でも私達はバケーションでここを訪れていて、まして明日のディナーは最後の夕食になるためそのお店は結構です。」

とお断りしました。

ただとても熱心に勧められましたので、本当に美味しいんだと思います。お酒が飲めなくても大丈夫な方は絶対行ったほうが良いレストランだと思います。

Teo Seafood Restaurant

あまり詳しい説明は受けませんでしたが、名前の通りシーフード、海鮮中華料理のお店のようです。

以上ほとんどがクアタウンのレストランですが、これからランカウイ島旅行をする方にとって少しでも役に立つ情報であれば幸いです。