大学病院初診から7日後、マンモグラフィとエコー検査から5日後に検査結果を聞きに診察を受けました。
マンモグラフィとエコーの検査結果
マンモグラフィ検査結果
マンモグラフィ検査の結果はやはり石灰化が気になるとのことでステレオガイド下マンモトーム検査を受けるように言われました。
石灰化している部分の画像を拡大して見せてくれました。
範囲は1cm程度でその範囲に大きさが異なり角張ってる、多型の石灰化が何個かありました。
マンモグラフィ検査においての石灰化のカテゴリー分類
マンモグラフィ検査の結果、やはりステレオガイド下マンモトーム検査を受ける必要があるようです。
あまり聞いたことがないステレオガイド下マンモトーム検査ですが、要するに怪しい石灰化の組織を取って悪性か良性かを調べる検査です。
検査の前にS先生に石灰化している部分を拡大して見せてもらった画像が気になったので自分なりに調べてみました。
まずステレオガイド下マンモトーム検査が必要か否かは石灰化の形態や分布、その他のことでカテゴリー分類された上で決まるようですが私の場合は範囲は小さかったので、分布に関してはあまり関係していないと思います。問題は形態です。
形態だけで見てみるとこのようにカテゴリー分類されています。
石灰化の形態
カテゴリー1 | 円形石灰化 |
カテゴリー2 | 微小円形石灰化 |
カテゴリー3 | 淡く不明瞭な石灰化 |
カテゴリー4 | 多型性あるいは不均一な石灰化 |
カテゴリー5 | 微細線状、微細分枝状石灰化 |
上の表の石灰化の形状の分類を詳しく説明すると
円形 | 孤立性で大きな円形のもの |
微小円形 |
1mm以下の円形または楕円形、 |
淡く不明瞭 | 多くは円形またはフレーク状の石灰化で とても小さく淡いものが多い。 |
多型性 ・不均一 |
様々な大きさ、濃度の不整形石灰化で 通常は0.5mm以下だが大きめのものも多い 石を割ったような形状 |
微細線状 微細分枝状 |
細長い不整形の石灰化で線状 |
という感じで私の場合はこの画像のように
変形したダイヤ型みたいな大小の多角形のものが不規則に散らばって見えました。"カテゴリー4の多型性あるいは不均一な石灰化"に当てはまります。まさに石を割ったような形状でした。
これに加えて分布している範囲(広さ)も関係してくるみたいですが、私の場合は範囲は1cm程度と広くないのでやはりそこは今回の診断にはあまり関係なさそうです。
これら調べた結果から私はカテゴリー4の悪性の疑いがありと診断されたのであろうと自分で思いました。私の場合は範囲は広くないが、多型性あるいは不均一な石灰化がある為、カテゴリー4の悪性の疑いと診断されてステレオガイド下マンモトーム検査が必要と診断されたのだと思います。
マンモグラフィのカテゴリー分類
カテゴリー1 | 異常なし |
カテゴリー2 | 良性 |
カテゴリー3 | 良性、しかし悪性を否定できず |
カテゴリー4 | 悪性の疑い |
カテゴリー5 | 悪性 |
エコー検査結果
先生からエコー検査の結果ついては特に何も言われなかったので自分からしこりを見つけたので検査してほしいとお願いしました。
自分で見つけたしこりと同じ場所の左胸下部のエコー画像を見せもらうとやはり何か丸く写っているものがありました。先生がいろいろ角度を変えながら見ていくと楕円形で下が平らになっていて例えるならおまんじゅうのような大福のような形で大きさも1cmもないくらいのものが写っていました。
S先生は
「大丈夫だと思うけど、念のため針生検受けてみる?」
と言ってくれたので
「もちろんお願いします」
と即答でお願いしました。
石灰化としこり
生検方法
石灰化と私が見つけた柔らかめなしこりの検査をしていただくことになったのですが、
しこり→エコー下針生検
で検査することになりました。
ステレオガイド下マンモトーム生検の翌日は傷口を確認するため必ず診察が必要だということで、ステレオガイド下マンモトーム生検の予約の翌日に診察と、エコー下針生検の予約を入れていただきました。
年末に2日連続の乳がん精密検査です。
この2つの生検で診断が確定されます。
そしてなんとこの2つの検査結果が年を越さないと出ないという‥...一番嫌なパターンに陥ってしまいました。
正直なところ年末までに検査結果を聞いてスッキリしたかったんです。
2つの検査結果によって乳がんかどうか決まるのですが、病院も年末年始のお休みがありますし、年明けには海外旅行に行くので次の検査結果を聞く診察予約は1月15日になってしまいました。
今回の診察料
3割負担の私の場合
2180円でした。